これらの症状の原因は「痔」かもしれない?
痔には様々な種類があります
ひとくちに「痔」といっても、様々な種類があります。一般的によく知られているのは痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)でしょう。
大きく分けて、痔核、裂肛、痔瘻 の三つを「痔」と言っています。統計によれば 日本人の半数は、自分に「痔の症状がある」と思われており、実際に日本人の3人に一人は「痔主」だと言われています。 非常にポピュラーな病気であるために軽視しがちで、そして「恥ずかしい」と思うが故に、治療を受けるのが遅れて、かなり重症になるまで放置されたケースが多くあります。また大腸ガンを痔だと決めつけて、進行させたままになったケースも少なからずあるのです。痔の種類や進行度によって、治療方法、生活する上での注意点、手術の必要性などは変わってきますので、自己診断で「自然に治るだろう」と放っておくのはよくありません。まずは、医師にご相談ください。
おしりの病気
痔ろう(あな痔)とは、肛門のまわりに直腸からばい菌が入って炎症を起こし、膿を出すおできができ、最終的に直腸と皮膚がつながるトンネルができる痔です。
脱肛と勘違いされているケースがありますが、これは肛門より更に上の直腸の自体が脱出する病気で、痔核とは異なります。程度の激しいものは、人参のように長く大きく赤い粘膜が脱出し、大変不自由となります。