大腸検査

内視鏡検査(大腸カメラ)・検便検査

内視鏡検査(大腸)
肛門から直腸・大腸全体・小腸の一部までの広い範囲を観察します。癌をはじめとしてさまざまな病気の発見や組織採取、止血、内視鏡手術などに役立っています。近年では、食生活の欧米化により、大腸がんが急増しています。大腸がんの早期には症状のない場合が多く、発見が遅れる場合があります。しかし、大腸内視鏡検査での早期発見(ポリープのうちに切除すること)により大腸がんによって命を落す可能性をほぼゼロにすることが可能です。早期発見のために、定期的な検査をお勧めします。

大腸カメラをおすすめする方

・年齢が35歳以上の方
・便潜血検査で陽性の結果が出た方
・家族・近い親戚に大腸ガンや大腸ポリープの患者さんがいる方
・下腹部に痛みがあったり、下痢や便秘が続く方
・便に血が混じったりしている方

検査方法

当院では、磁気を利用し腹部の中の本来見ることの出来ない内視鏡の位置や形状を、放射線被爆を受けることなくリアルタイムで3次元画像で確認することができます。また、患者さま自身も検査中にご自身の大腸内部の様子を観察することが可能です。大腸内視鏡検査とは「つらく苦しい、痛い検査」と一般的に思われていますが、当院では経験の積んだ医師によって行うため、少ない負担で検査を受けていただくことができますのでご安心ください。

検便検査(便潜血検査)
健診などで行う便の中に血液が混じってるかどうかを調べる検査です。便を提出していただくだけですので、痛みもなく簡単に行うことができます。
この検査で異常が出た場合は内視鏡検査などの精密検査を行うことを強くおすすめします。