昨日は大阪国際会議場とリーガロイヤルホテルで14日〜16日まで開催されている
外科学会定期学術集会に参加してきました。
日本中の外科医が集まる外科系の学会では最も大きな学会であり、興味深い演題がたくさんあります。
3日間すべて参加したいところですが、学会参加は診療に穴を開けざるを得ない場合が多く、
立場上なかなかすべて参加できません。
今回も1日のみの参加でしたが、医療水準を知るためにも定期的に参加するよう努力しています。
今の医療は科学的データの積み重ねから成り立っています。
数々の研究結果が学会や論文で発表され、その後に出てくる他の研究結果と
一致していったものが次の医療の常識になっていきます。
ずっと行ってきて慣れている治療や手術があったとしても、さらに良い治療が出てきてそれが科学的に
今まのでの治療より優れていると証明されればそれを行っていかなければならないのが医療です。
つまり学会などで常に新しい医療を知っていかなければ提供できる医療は遅れて行くことになります。
今後も定期的に参加して勉強して日々の診療に還元できればと思っています。